WORKSHOP

~ポートレイト撮影ワークショップ「プレミアムポートレイト」開催にむけて~

「プレミアムポートレイト」平間至インタビュー Vol.1

Friday, March 18th, 2016

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現在、参加者募集中のワークショップ「プレミアムポートレイト」。 開催に向けて、写真家・平間至が何を想い、何を伝えていきたいのかを聞いてみました。

 

Q : 平間さんにとって撮影のワークショップは初めてですが、なぜ開催しようと思ったのでしょうか?

A : 実はこれまで撮影の指導は避けていたので、これが初めての本格的な撮影のワークショップです。
きっかけは、自分の撮影方法がオリジナルなことが多いので、これまでの撮影を振り返り、場所や演出など感覚的に決めていたことを自分の中で分析・体系化しようと思ったことです。
そうすることで人に伝えられると感じました。
また、53歳となり、そろそろ自分がやってきたことを若い人に伝えていく年齢かなという思いもあります。
そして1番は、昨年1月に平間写真館TOKYOをオープンし、「ポートレイト」というものが自分にとって特に大切なテーマになったことです。 そのことで自分は人を撮る写真家だということを自覚したという背景もあります。

 

Q : 魅力的なポートレイト写真とはどのようなものだと思いますか?

A : 外面的な部分でも、内面的な部分でも、人には必ずポジティブな面とネガティブな面があります。
そのバランスをとって美しい1枚の写真として定着することで、魅力的なポートレイト写真となるのではないでしょうか。
ただ綺麗なだけでもだめで、被写体を1度引き受ける、受け入れることが重要だと思っています。

 

Q : 具体的に、平間さんが魅力的なポートレイト写真を撮るためにしていることは何でしょうか?

A : 撮影ということを抜きにして考えると分かりやすいのですが、「人が仲良くなるにはどうするか」ということを考えます。
好きな音楽が一緒だったり、共通の体験をすると仲良くなりますよね?そうすることで、短い時間でも被写体との関係性を深くし、
いい空間を作ることができます。その結果、どんな被写体、どんな条件でも高いクオリティを維持することができているのだと思います。

 

Q : 平間さんは撮影の際、被写体に話しかけますか?

A: あまり積極的には話さない方だと思います。
撮影を一つのセッションとして捉えて、音楽を例に考えると、セッション中に「次はコードをAに変えよう」と言葉で言うのは最終手段ですよね?音楽は音のコミュニケーションですが、写真は肉体とシャッター音のコミュニケーションだと思っています。
言葉は最後の手段として用いています

 

Q : ポーズについての指示はしますか?

A : 「ポーズをつける」というと、被写体に形を作ってもらって動かないようにするというイメージの方が多いかもしれません。
撮影者は被写体に止まっていてもらった方が安心・安全なので、止まってもらいたがる傾向があります。
ただ、そこで止まって固定されてしまうと被写体の魅力が死んでしまうと思うんです。

僕にとってのポーズとは、動きの中で生き生きとするような環境を作ってあげること、そしてその瞬間を撮るということなんだと思います。

 

Q : これまでにあらゆる現場を体験し、その全てに対応してきた平間さんからでしか受け取れないものがあるかと思いますが、それは何だとお考えですか?

A : 演出方法でしょうか。人を輝かせるための指示の仕方だと思います。

次回のインタビューでは、講義についての具体的なお話をうかがいます。(Vol.2へ続く)

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